[委託事業]海外における日本産青果物の流通状況を調査(2023年7月報告)

アジア6地域(香港・台湾・シンガポール・タイ・マレーシア・ベトナム)の購買動向やトレンド情報等をまとめたマンスリーレポートを作成しました

一般社団法人 日本青果物輸出促進協議会 様の委託事業として、海外における日本青果物の流通状況を調査しました。

調査対象地域は、香港・台湾・シンガポール・タイ・マレーシア・ベトナムのアジア6地域で、現地のモニターの方々に協力いただき、量販店・レストラン・カフェの店頭調査やSNS配信を実施。各国・地域における日本産青果物の印象や購買動向、外国産との比較、また小売/外食/SNSにおけるトレンド情報 等を報告しています。

<調査内容>
日本青果物の流通状況

(1)量販店調査
 ①店頭調査
 ②購入、試食調查
 ③利用状況のSNS発信

(2)レストラン・カフェ調査
 ①店頭調査
 ②喫食したメニューや喫食風景のSNS発信

(定期報告事項)
 I.日本青果物の流通状況とモニター評価
 ・モニター属性と購入果物
 ・リピート購入可能性と理由

 II.同一外国産との比較(消費者コメント)

 III.小売/外食/SNSにおけるトレンド
 ・小売でのPR施策
 ・外食での日本産青果物の消費状況
 ・SNSでの投稿の様子

(非定期報告事項)
 IV.日本産青果物に対する印象や国ごとの特徴

▽対象国
 香港、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム

▽期間中の調査実施頻度
 量販店調査 月1回 6店舗
 レストラン・カフェ調査 月1回 6店舗
 ※ただし、各国・地域の状況により、調査店舗数の変動可能性あり

▽対象青果物
 りんご、ぶどう、もも、かんきつ、かき、なし、いちご、かんしょ、メロン、ながいも

<調査結果>
7月の調査結果では、香港・台湾では、日本産青果物が評価され、カフェなどでも日本産青果物が多く利用されている傾向が見られました。

他の国についても、日本産の品質にはある程度の高い評価が見られたものの、まだまだ流通は少なく、新鮮さ等の課題も残っていることが明らかになっています。

今後も調査を行い(2024年2月まで)、月ごとの変化や地域ごとの特性について詳しく調査をしていく予定です。

※調査結果の詳細はコチラから確認いただけます。

弊社ABC styleは、海外に37店舗、合計20万名以上の外国人生徒を抱える料理教室が
グループ会社にあり、現地で料理教室を運営する経営陣や講師、生徒様等とのネットワークを活かして食が好きな消費者のリアルな声を調査、分析することが可能です。

海外輸出支援事業では、ミクロマーケット調査から得られた情報をもとに、商談会、海外デジタルマーケティング、現地PRイベントの実施をサポート。食に携わる企業様の「新たな海外販路の獲得」と「世界で戦える力(商品力・営業力)の獲得」に貢献をしています。